節約モードや低速モードが使える格安SIM(MVNO)はいくつかありますが、
節約モードや低速モードは200kbpsの超低速通信に制限されるためとても使えるレベルではありません。
LINEモバイルが一番人気の理由は、LINEモバイル(現:LINEMO)は低速通信時でも実測で600kbps出てほとんどの通信が問題なく使える唯一の格安SIMだからです。
格安SIMには節約モードや低速モードという名前で高速通信が必要ない時は速度を200kpsに制限して高速データ容量(ギガ容量)の消費を抑える機能があり、いろいろな格安SIMでテストしてきましたが
LINEのテキストチャットや音声通話は使えますが、グーグルマップやナビ、ビデオ通話や動画の再生はとてもできません。
確認済みです。
結局、節約モードや低速通信モードの高速と低速が切り替える格安SIMは解除して高速通信をしないと使えないのであまり意味がないのです。
LINEモバイルには節約モードや低速モードの切り替え機能などはありませんが、低速通信時でも実測で600kbpsほど出るので快適度が全く違い価格以上の性能となっています。
実測の通信速度が速いので当然です。
目次
高速通信と低速通信の速度の切り替えができる格安SIM
高速通信モードと低速通信モードの切り替えをアプリで行うことができる格安SIMは以下の7つの格安SIMです。
ほとんどの格安SIMは低速通信モードを使うと200kbpsに通信速度が制限されます。
- mineo(低速通信モード: 200kbps)
- UQ mobile(低速通信モード: 200kbps)
- OCNモバイルONE(低速通信モード: 240kbps)
- DMMモバイル(低速通信モード: 200kbps)
- IIJmio(低速通信モード: 200kbps)
- イオンモバイル(低速通信モード: 200kbps)
- 楽天モバイル(低速通信モード: 200kbps)
格安SIMの節約モードや低速モードでも使える通信内容
格安SIMの節約モードや低速モードに切り替えて使える通信内容は「LINEのメッセージ」「LINEの無料音声通話」「ウェブブラウジング(ネット検索)」「Twitterの閲覧や投稿」「Facebookの閲覧や投稿」くらいです。
格安SIMの節約モードや低速モードでは使えない通信内容
200kbs〜240kbpsの低速通信モードで使用するのは厳しく、グーグルマップやグーグルナビ、動画の再生、LINEでのビデオ通話、FaceTimeなどは通信速度が足りないので使うことはできません。
特に動画の再生は厳しく、少し読み込んで、再生したら止まり、また少し読み込んで、再生して止まるを繰り返すので動画の再生はできないと行っても間違いではありません。
格安SIMの節約モードや低速モードを解除しないで高速通信をしないと結局使えない
格安SIMの節約モードや低速通信モードでは通信速度がほとんど求められない通信であれば使うことができますが、グーグルマップやグーグルナビ、動画の再生、LINEでのビデオ通話、FaceTimeなどの通信はとても使えません。
このようにエラーが出てマップで目的地を表示することもルート検索もナビも周囲検索も一切できません。時間を置いても、ネットの利用者が減る夜中4時くらいに試しても同じです。
しかし、低速通信モード(節約モード)をオフにするとすぐに使えるようになるのです。高速低速の切り替え機能がある格安SIMは
高速通信データでないと通信できないように制限をかけて追加のデータチャージや容量の多いプランで料金を回収しようとしているとしか思えません。
結局のところ、節約モードや低速通信モードを解除しないと使えないので節約モードや低速通信モードは正直実用的ではないのです。
LINEモバイル(現:LINEMO)は低速通信時でも実測で600kbps出るからほとんどの通信が使える
実際に月額500円だけで1GBの高速通信が使えるソフトバンク回線のLINEフリープランを挿したiPhone6sで高速データ通信のデータ残量をゼロになるまで使い切ってから速度テストをしました。
LINEモバイルのマイページで確認できる「データ残量」の画面でデータ残量が0MBになっていることが確認できると思います。
この状態で速度テストを行いました。ちなみに速度制限前の速度は下り137Mbps出ていました。
LINEモバイル(現:LINEMO)はdocomo回線とSoftBank回線の2つを提供していますが、テストに使ったのはSoftBank回線です。
速度制限中の低速通信モードの時の通信速度をSpeedTest.netのアプリで数回計測しました。その結果、3時間ずつ時間をずらして計測したのもかかわらず実測で500kbps〜600kbpsも速度が出ていました。
体感速度もかなり速くYouTubeも普通に見えることができますし、速度制限がかかっていない時と比べてあまり違いを感じませんし、
mineoや楽天モバイル、IIJmioなどの低速通信に切り替えができる格安SIMの低速通信モードとは比べ物にならないくらい快適に使えます。
LINEモバイル(現:LINEMO)は日本国内で最速に通信速度の格安SIM
LINEモバイルの通信速度は格安SIM最速で、実測で50Mbps〜150Mbps程度出ます。
そのため、テザリングを自宅のインターネット回線として使っている人も多く通信費の節約に成功しています。
LINEモバイルの一番データ容量(ギガ容量)が多い10GBプランでも、データ通信+SMSのSIMで月額2640円、音声通話SIMでも月額3220円だけで使えるので
docomo、au、SoftBankからLINEモバイルに乗り換え、インターネットをLINEモバイルの1回線で賄うことで月に10000円〜30000円以上節約をしている人が多くいます。
データ容量を使い切った場合でも600kbpsもでるので月額500円の1GBプランで速度制限状態で使っている人も多くいます。
UQモバイルの使い放題の格安SIMよりも通信速度が速いので私も外出時のテザリング用回線として月額500円プランで月に20GBほど通信していますが快適そのものです。